信じる者は・・・エピローグ
「・・・・ここの電話番号、かけてみる?」
「・・・え!?」
ビックリしました
っていうか、そんなこと思いもしませんでした
「・・・それじゃ、初めから疑ってると・・・」
「だと思うよ!」
間髪いれず彼女が返しました!
「・・・そんなのさあ、よく聞く話だよ アンタは怒るかもしれないけどさ・・・!」
「そんなこと・・・!」
言いかけて止まってしまったオイラ
確かに・・・今そう言われたら怒るでしょう
そんなに疑うもんじゃない!と言い張るでしょう
それが人として正しいと、『信じるものは救われる』と
そうしなければならないと思ってきたから 信じてきたから
(・・・まさかね・・・?)
そう思いました
(まさかね・・・)
そう思うなら 信じるなら
電話すればいい もちろん出ないかもしれない
いや、出ないはず
娘さんは家にいないのだから
そう、電話すればすべてがハッキリする
オイラは間違っていないのだから・・・!
そう思いながら
電話できませんでした
その夜
楽しいはずのホームパーティ
それが終えるときまで
そこの電話がなることはありませんでした
翌日
再びそこの部屋を訪れました
「・・・電話…かかってきてないよね・・・?」
「・・・ないよ・・・」
「・・・・・」
「だからいったでしょ・・・そういうもんなんだって・・・!」
「・・・でもさ!もしかしたら・・・!」
「じゃあ!電話してみなよ!」
「・・・え!?」
「・・・ほら、そーやってイヤがるでしょ?認めなよ・・・!」
「・・・・・」
言葉につまったオイラ・・・!
「・・・わかった!かけるよ・・・!」
そう言い切ったオイラ!
ダイヤルを回します
プルルルルルル・・・・・
『・・・・おかけになった電話番号は・・・』
「・・・ね、わかったでしょ・・・?」
「・・・・・」
返すことばがありませんでした・・・
「・・・もういいからね・・・!」
「・・・え?・・・」
「3000円、返さなくていいから」
「いやでも・・・!」
「いいって! いや、イヤミじゃなくてさ アンタまだ学生なんだからさ いいよ でもね、もう騙されちゃダメだよ!」
「・・・・・・」
「・・・・ね?」
「・・・・うん・・・・ごめん・・・」
そう言うのが精一杯でした
そして
そうやって、財布を落とした忘れたといって金を借り
そのまま逃げてしまうのは
『寸借詐欺』という古くからある手口だということを知ったのは
世の中に出て10年以上たった後のことでした・・・!
ある作家のかたが言っていました
『学校の道徳の時間では、人を信じることの大切さは教えるが、人を疑うことの大切さは教えない』と
そう 今や人を信じることは美徳ではなく
タダのカモにしかすぎないのでしょうか・・・?
信じる者は
救われる?
信じる者は
騙される?
それでも人はいいます
『騙すより騙されるほうがマシ』だと
そうでありたいと思います
けど、忘れないでください
あなたが騙されたら、あなただけですまないことがたくさんあります
家族が 親が 友達が 同僚が
たとえ口にはださなくても 迷惑をこうむることだってあります
オイラについていえば
その看護婦さんに迷惑をかけてしまいました
あなたは独りで生きているのではありません
自分をまもることは 自分を支えてくれている周りの大切な人を守ること
よっちゃんが学んだことといえばそれでしょうか
なんかとりとめもない オチもなにもない話になってしまいましたが
疑うことは決して悪いことではない
それだけは心に留めておいてほしいなあ・・・と思うよっちゃんなのでした
『信じる者』と書いて
『儲かる』と読む
そんな悲しい目に合わないために・・・!!
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コメント
~(=^‥^A アセアセ・・・
結論が・・・あ・・・やっぱり・・・・と・・・思っちゃいましたww
それでも人助け・・・σ(・・*)アタシも信じてしまったんだよね・・・
よっちゃんの気持ち凄くわかるわぁ・・・
σ(・・*)アタシも同じ経験者だからww
投稿: 奈々子 | 2009年6月23日 (火) 16時59分
奈々子さん>
そーなんですよねえ...
寂しいというか 哀しいというか...
素直に人が信じられる世の中にならないかなあ...!
投稿: よっちゃん | 2009年6月23日 (火) 22時43分
こんにちは。なんだかとっても悲しい結末になってしまったのですね。
私もよく「人を信用しすぎる」と言われました。確かに、信用していたのに立ち直れないぐらいひどい仕打ちを受けたことも何度か。それでもどこか信じてしまう。
だって、疑ってかかる人づきあいなんて、辛いだけですもんね。
ただ、そのおばあさんには、「だましてごめんなさい。」の一言だけでも電話してほしかったかな。もしかしたら、本当に食べるものにも困っていたのかも・・・あー、ダメですね。
今日のテレビでやっていたのですが、「読唇術」があるけれど、われわれは「読心術」を身につけなければいけない。そうです。
確かに・・・・。子供たちの「やってないよーーー」って嘘はすぐに見破れるんだけどなぁ(笑)
投稿: syuu | 2009年6月24日 (水) 18時09分
syuuさん>
あははは♪ そうですね~、子供のウソはすぐにわかるんですけどね~(笑)
それはきっと子供は素直だから
人は大人になるにつれ、顔にも心にも仮面をかぶってしまうのでしょうね・・・!
今でも、ホントにおばあさんは困っていて、メモを失くしたから電話してこれなかったんでは・・・なんて想うこともあります
あーでも、聞いた電話番号ウソだったんだよなあ・・・
投稿: よっちゃん | 2009年6月24日 (水) 22時00分
こんばんは~
九州阿蘇の地獄温泉に行っていて、来れなかったの m(. ̄  ̄.)m
う~ん!こんな結末になっていたのですね・・・
投稿: おみな | 2009年6月24日 (水) 23時40分
おみなさん>
おっ♪ 温泉ですかあ♪ いいなあ〜
いやあ、歳のせいか最近温泉にハマってるよっちゃんです♪(笑)
そうなんです〜 こんな結末だったんですよ(T−T) 似たような経験したことのある人、けっこういらっしゃるんじゃないですかね〜
投稿: よっちゃん | 2009年6月25日 (木) 06時03分
一気に読ませてぃただきました~^^
だますより騙されたほぅがぃぃです。。。
でも騙されるのもほんとになんともぃぇなぃ物だけが残っていやです・・・
おばぁさんがそんなことされるのですね。。。
寂しいお話でしたね。。。
それにしても、その看護婦さんはとってもスゴイ人ですよね~
若くしてぃろんな苦労されたのでしょぅね~
投稿: kaori4 | 2009年6月25日 (木) 16時13分
kaori4さん>
そうですね 寂しい話です
でもそれが今や当たり前といってもいいくらい、『そんなのに引っ掛かる方が悪い』そんな言葉が常識としてまかり通る世の中になっているのも事実だと思います
『騙すより騙される方がいい』
そんな言葉さえ、美徳ではなく騙された者の言い訳としか聞こえないほどに...!
投稿: よっちゃん | 2009年6月25日 (木) 19時26分
こんばんは^-^
うーん、奥が深い~。
個人的にはやはり、馬鹿を見てでも信じるほうを選びたいです。でも、周囲の人に迷惑がかかる可能性があるということを頭に入れておかないといけないのですね。
道徳の話・・・。すっごく衝撃的です。そう言われればホントそうです。なかなかかんがえさせられます~。
投稿: alulu | 2009年6月29日 (月) 23時40分
aluluさん>
ホントそうです~!
今や疑うことのほうが大切になって来てるのかもしれません
マスコミさえも平気でウソをつく世の中ですから・・・
「情報を鵜呑みにするな」 そういうことなんだと思います~・・・!
投稿: よっちゃん | 2009年6月29日 (月) 23時56分