信じる者は・・・④
そこにはまだ、座り込んだままのおばあさんが・・・
「・・・おばあさーん・・・!!」
「・・・・はい・・・?」
「・・・ちょ、ちょっとまって・・・ ハァハァハァッ!!・・・あ、あのね・・・」
「・・・はい・・・」
「ハァハァハァ!! ・・・・あのね、今ね、ここの友達にお願いしてね、お金借りてきたから・・・!」
「・・・はあ・・・・」
「・・・・それでね、お金貸してあげるからさ、これでとにかくそこまで行きなよ・・・!」
「え!・・・いいんですか・・・!?」
「だってしかたないでしょ? そのかわりちゃんと返してね 友達に返さなけりゃいけないから・・・ えっと・・・これに名前と電話番号書いてくれる・・・?」
「ああ・・・ありがとうございます・・・!たすかりますぅ・・・!」
おばあさんはすらすらと電話番号を書いてくれました
「それと、これ、貸してくれた友達の電話番号・・・ 着いたらここにちゃんと電話してね」
「はいはい・・・まあ、なんとお礼をいったらいいか・・・ありがとうございます・・・!」
「いいよいいよ、これだけあればタクシーに乗ったって大丈夫だと思うからさ さあ、早く行って 気をつけてね・・!」
「ほんとに・・・ありがとうございます 助かります・・・!」
おばあさんは立ち上がり、こちらを振り返り振り返り、ひょこひょこと頭を下げながらヨタヨタと歩いて行きました
その後ろ姿を見送りながら、なにかとっても満ち足りた心持ちで階段をあがっていきました
「・・・ありがとうね・・・!」
部屋に入って後ろ手にドアを閉めながら、看護婦さんに声をかけました
「どうだった・・?」
彼女が聞き返します
「・・・うん、ここの電話番号渡しといたし、ホラ、名前と電話番号書いてもらったよ」
「・・・ふ~ん・・・」
「・・・なに?まだ疑ってるの?そんなに心配しなくても大丈夫だって・・・!」
ちょっと口をトンガラせながら言うオイラ
「・・・だってさ、この電話番号だってウソかもしれないんだよ?」
「・・・・へ?」
「・・・ここの電話番号、かけてみる?」
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コメント
゚.+:。(≧∇≦)ノ゚.+:。 ハーイ♪
σ(・・*)アタシは名前・電話・住所も書いてもらいましたが
すべてだめでした。
やはりその女の方、わかってらっしゃるのでは?
また続きが知りたくなっちゃった・・・・(^∇^;;)アハハハハ!
投稿: 奈々子 | 2009年6月22日 (月) 17時02分
確かに怪しいおばあさんですが・・・
信じたいという気持ちもありますよね。
ある意味私だったら・・・
騙されたら騙されたで、「悪知恵の働く頭なら、認知症の心配はないな」くらいでスルーしてるかもw
それはそれで病気予防に貢献したと思いましょうw
投稿: さゆりん | 2009年6月22日 (月) 21時19分
奈々子さん>
そうでしたか・・・!
それはやはり哀しいことですね・・・
続きは・・・次回であきらかになりますからね(0^_’)b!
投稿: よっちゃん | 2009年6月23日 (火) 07時51分
さゆりんさん>
あはははは(≧▽≦)!!
なるほどなるほど♪病気予防に貢献したわけですね(笑)
そういうのもアリですかね~(笑)
投稿: よっちゃん | 2009年6月23日 (火) 07時54分